私の自論

『良い人』

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世界的に見ると日本人は国民全体が親切だと言われてますし、多分、実際良い人が多いと思います。特に教会の中になるとさらに良い人の割合が増えると思われます。

ただ、私が長年牧会してきて「良い人」についていろいろ考えるようになりました。

色々な「良い人」を見たんですね。

ここで全ての種類を挙げることはできませんが、特に考えさせられた「良い人」についてお伝えしようと思います。

ある人は、人の悩みを聞いてあげるのが得意で、いつも人に良くしてあげて、話を聞いてあげて、メンバーの不満を聞き出しては牧会者に報告します。

特に悩みがなさそうに見える人にも近づいて、「何か本当は言えないけど思ってることはないの?」と言いながら積極的にこちらから悩みを引き出そうとします。

だから一般的には良い人だと思われてますし、雰囲気も穏やかなのでその人になついている人も少なからずいます。

ところが、実際に助けを必要としている人にはなぜか近付かないのです。華麗に、スマートにスルーします。そしてスルーしながら他では相変わらず良くしてあげて悩みを引き出す活動をしながら「良い人」を続けています。

当然、スルーされた人やそれを目撃した人からはちょっと距離を置かれます。でも一般的には良い人で通っているのです。

こういうタイプの人はとにかく良い人と思われていたい人なんでしょうか??

それともう一つ。このタイプは絶対に悪役は引き受けません!悪役といっても本当に悪いことをするのではありません。指導者になると、リスクを背負って時には悪役に回らないといけないことがあるのです。教会全体の事を考えて、ある一部人々から不満を言われる危険があることを承知の上でやらないといけないこともあるということです。でもこのタイプはそういうことは一切手を出さないのです。「自分はふさわしくない」などとそれらしいことを言いながら他の人にやってもらおうとします。

そして、その「一部の人々の不満」をさも自分が聞き出してあげたかのように報告してきます。こっちは、やれやれ、という感じですね。(苦笑)

私の個人的見解としては、いざという時にリスクを背負わない人、犠牲を払わない人は本当に良い人とは言えないと思います。

一般的には「良い人」」というとほんわかして柔らかいイメージを持つと思うのですが、本当の良い人は勇敢でたくましい人だと思います。

先生も以前こうおっしゃいました。「栄光には七面鳥。艱難にはすっぽんの首」。ちょっと正確じゃないかもしれないけれどこんな感じの言葉です。とにかく、栄光を受ける時にはクリスマスの七面鳥のようだけれど、何かあると首をすぼめて隠れてしまう人を指した言葉です。

人の評価がどうであれ、天は全てをご覧になってます。本当に天のために働いている人は誰なのか、正確に評価しています。

だからいろいろな人に惑わされないで、天が望む行いをして(つまり御心をおこなって)天が望む人格を作っていきたいですね。

【参考】(ヤコブ2:14~17)

わたしの兄弟たちよ。ある人が自分には信仰があると称していても、もし行いがなかったら、なんの役に立つか。その信仰は彼を救うことができるか。 ある兄弟または姉妹が裸でいて、その日の食物にもこと欠いている場合、 あなたがたのうち、だれかが、「安らかに行きなさい。暖まって、食べ飽きなさい」と言うだけで、そのからだに必要なものを何ひとつ与えなかったとしたら、なんの役に立つか。 信仰も、それと同様に、行いを伴わなければ、それだけでは死んだものである。

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