私の自論

伝道の研究

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今週は研究シリーズが続いてます。(笑)

今回は伝道についてです。

「伝道」と一言で言ってもどの段階の事を言っているのかで変わるのですが、今回ここでお伝えするのは、見知らぬ人に声をかける方法ではありません。

初めて教会のイベントに来た人たちに話すときや、聖書やバイブルスタディの証をすることについてです。

ただ、最初に注意しておきたいのは、人には個性があるし、方法論というのは時代によって変化しますので、私がこれから紹介することが必ず良い結果を生むと保証しているわけではないという事です。

あくまでも、私の体験談です。でも他人の話の受け売りではなく私自身が実際にやった内容ではあります。

正直、日本で聖書や教会の話をすることってとても難しいと思います。なぜならメジャーじゃないから。

場合によっては怪しまれたりもしますよね?そこは欧米とはかなり違っている点だと思います。

現代では欧米でも「聖書」と聞いて嫌悪感を示す人はいるかもしれませんが、怪しいと思う人はほとんどいないと思うのです。むしろ、そんなの知ってるから今更いい、という感じでしょう。

ところが、日本では宗教そのもののイメージが悪いですから、話を切り出すこと自体に勇気がいるというのが現状だと思います。

ですから、このように元々マイナスイメージのものを「聞きたい」「学びたい」という段階に持って行くのは普通に考えて至難の技だということです。

ここが日本での伝道の難しい所であり、もどかしい所なんですよね。

良いものなのに「怪しい」「良くない」と思い込んでいる人が多いから。

伝道について、全体の方向性はみことばで出ている通りですし、核心的な事は先生が教えてくださっています。

でも、牧会しながら実際の現場の状況を見てみると、個別に日本人に合う言い方というのは自分で研究する必要があるなと感じていました。

それで私はどういう切り口で話せばいいのか、どういう話し方が日本人にとっては良いのかを研究し始めたのです。

私がまずやったのは、本を読むことでした。(またか、という感じですが。。)

どんな本を読んだかというと、トップセールスマンの本です。

内容的には、売るのが難しいものを売ってきた人の話です。

偽モノを本物に見せかけて騙して売る商売のことじゃありませんよ。

良いものだけど庶民には値段が高過ぎたり認知度が低かったりして一般的にはなかなか売れないものを売ってきたという人の話。

つまり、買う側が心理的になかなか手が出せないものなのに、それを買いたいという心理に持っていき、実際に買わせたという人の話です。

ある意味、聖書に対する日本人の心理と似ていると思いませんか?(私自身はそうだと考えたのです。)

それで何冊かそういう関係の本を読みました。

そこでわかったことの一つは、「ペコペコ営業はダメ」ということでした。

この考えはどの本にも共通していたのです。

「ペコペコ営業」というのは、「お客様は神様です」と言わんばかりにひたすら相手に頭を下げる営業。

恐らく日本人がついやってしまうやり方ではないかと思います。謙虚にふるまわねば、と思うあまり常にペコペコ頭を下げて下手に出てしまうという状態。

また、何か疑問やイチャモンをぶつけられるたびに「すみません」とひたすら謝り続ける状態。

これでは絶対に売れないという事でした。

むしろ何か言われたら、その商品の利点や値段の根拠をきちんと言えないといけないのだそうです。

たとえば、「そんなに高いのはちょっと。。」と言われたら「高くてすみません。」ではなく、それくらい値段がする根拠を分かりやすく示さなければいけないということです。

こういう効力があるから、こういう性能があるから、など。だからこれくらいの値段に匹敵する価値があるのだ、という事ですね。

つまり、価値性をしっかり伝えられないといけないという事です。

それを申し訳なさそうに言うのではなく、誇りを持って堂々と言わなければいけないという事でした。

これって、先生の仰っていた事と共通しますよね。

その上で、自分自身の体験談を加えるとさらに強化されるということでした。

実際自分がそれを使ったけどこういう効果があった、こういう嬉しい変化があった、等。

こういう事をペコペコせず、かといって上から目線で相手に不快感を与えるような言い方もせず、実感を込めて言うのだそうです。

こうして、いくら値段が高くても、多少胡散臭いと思っても、その価値性について納得し、さらに同じような体験をしてみたいと思った人は、「買いたい」という心理になっていくわけです。

ニーズに合わない人に無理に買ってもらう必要はないという事でした。

ここまでの話を読んで皆さん思ったかもしれませんが、結局、内容的には先生から教えていただいた通りの事ばかりですよね。

ですが、本を読んだことで具体的なイメージができて、私はとても勉強になりました。

また、「難しいことをしているのは私達だけじゃないのだ!」「世の中の人も無理難題を課せられているのだ!」ということも認識でき、こちらも負けてはいられない!という気分になりました(笑)。

これを実際の現場に落とし込んでみると。。

まず、証は堂々とすること。申し訳なさそうにしたり、怪しまれないかとビクビクしながらするのは逆効果だということです。

かと言って「自分は救われた人間だ」と言わんばかりに相手を上から目線で憐れみを込めた言い方をしてもいけません。不快感を与えるだけです。

むしろ、楽しそうにやるのが良いですね。

そして自分自身の体験談を話すこと!これはとても重要です!

メンバーの中には「証はこれとこれを言わないといけない」とか「このように言わないといけない」などと思い込んでいる人が時々見受けられます。

どんなに良い言葉でも他人の言葉は説得力がありません。自分の中から出る言葉は実感がこもるので説得力が増します。

とにかく、最初は訳が分からなくても相手が「私もこの仲間に入りたい!」と思うようになることが大事です。

私は早速このようなことを教会の指導者たち(当時「幹事」と呼ばれていた人たち)に徹底して教育しました。

そのせいかは分かりませんが、もしかしたらたまたま私が人材に恵まれただけかもしれませんが、当時の幹事たちは優秀な功績を残したんじゃないかな?と思います。

今思い起こしても、当時私と一緒に働いてくれた幹事たちはよく頑張ってくれたと思いますね。それについては本当に感謝しています!

伝道の研究はもっともっとしましたよ。いろんな方面の本を読んで研究したのです。我ながらオッタキーですね。。(笑)

でも一度に全部書くと途轍もなく長くなるのは今日はここまで。

明日また違う方面からの研究と実践についてお伝えしますね。

皆さんの上に主の祝福が満ち溢れますように💛

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