私の自論

躓かない努力

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昨日の説教では、かなり中高生向けの話が宣布されましたね?

中高生のための礼拝でしたから当然なんですけど。(^^;

中高生は幼いし素直で純粋で傷つきやすいから言葉や態度に気を付けなければいけない、という大人へのメッセージがかなり強調されていたように思います。

その通りだし、全く異論はないのですが、一方で、これだけで全てが解決という事にはならないだろうな、という考えも個人的にはあります。

過去の先生の説教に「自分が躓かないように祈りなさい」という内容のものがありました。

イスカリオテのユダが裏切ったのはなぜか?

一言で言って、イエス様に躓いたからです。

周囲の言葉に騙されたとか、サタンにやられたとか、ユダの言い分はいろいろあるでしょうけれど、でも最終的にはユダ自身が躓かなかったらこうはならなかったわけです。

バプテスマのヨハネも同じです。イエス様に躓いたからついて行かなかったのです。

何に躓いたのかは聖書に書いてないから分かりませんが、ヨハネの弟子がイエス様の所に来て「来るべき方はあなたですか?」と聞いたとき、イエス様があれこれ答えた後「私に躓かない者は幸いである」と言った言葉から考えると、ヨハネがイエス様に躓いていたのは明確です。

パウロはどうでしょうか?パウロは全く躓かなかったのでしょうか?

使徒行伝を読めばわかりますが、パウロは元々迫害者だったことから、初めはどんなに努力しても兄弟たちに全く信用してもらえませんでした。

バルナバが証言してくれて初めて信用されるようになったのです。

状況を考えればパウロがどんなに肩身が狭かったかが想像できます。

恐らく、元々イエス様に従っていた先輩からみるとパウロはとるに足りない者と映っていただろうし、パウロから見たら、彼らは先輩と言っても大したことしてないじゃないかと思う事もあったのではないかと思うのです。

実際、パウロの書簡を見ると、パウロ自身がいわゆる12使徒などの大御所たちよりは下に見られていたことに憤慨していると思われるような言葉遣いがちらほら散見されます。

ペテロの態度に躓いて公然と言い放ったことも書かれています。

でも、パウロは躓いたと言って出ていくことはしませんでした。

それは過去自分が足りない者であり、自分には借りがあったという事、そしてそんな自分を救ってくれた主に感謝する心を常に持っていたからです。

現実的に考えて、人それぞれ考えが違うし、生きてきた行程も違うし、傷つく言葉や嫌いなことが違ったりもします。

自分にとっては何でもない言葉が相手を傷つけることもあるし、褒めたつもりが相手は気分を害することだってあります。

それを完璧に把握してこの人はこの言葉はダメ、あの人にはあの言葉はダメ、なんて使い分けて生きていくなんて不可能です。

つまり、一人一人の事情に合わせてなんて生きていけないのです。

また、自分自身が状況を分からず誤解して勝手に躓いていることもあります。

それを常に「自分が躓いたのは相手のせい」というスタンスで誰かに分かってもらう事ばかり考えるのは信仰者とは言えません。

ですから、自分自身が些細なことで躓かないように祈ることも大事だと思います。

誤解しないでほしいのは、だからと言って相手に躓かせるようなことを言ってもいい、という意味ではありません。

言う側がどんなに努力しても個人の事情まで分からない場合もあるし、自分が誤解して勝手に躓いている場合もあるから、一方だけを改善するだけでは問題は解決しない、という事が言いたいのです。

正直、人間的に嫌な思いをすることと、神様への信仰を捨てることとは全く別次元のことです。

霊的なこと、肉的なことをちゃんと区分して、賢く生きていきたいですね。

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