昨日、ちょっとした私用があり、普段は行かない所の街中を歩きました。
そうしたら、『家出人110番』という看板が目に入り、ちょっと衝撃を受けました。
看板を見ただけで中には入ってないので正確には分かりませんが、それでも一目で家出人を探す人たちのための会社なんだな、と推測できます。
なんとなく、こういう会社が成り立ってしまう現実を考えてしまいました。
多分、ニュースに出てくるようなケースはごく一部で、いわゆる「行方不明者」と言われる人が実はたくさんいるのでしょうね。
自ら家を出た人もいるだろうし、事故や事件に巻き込まれた人もいるだろうし、最近では認知症で徘徊しているうちに保護され、本人が住所や名前を分からずそのまま施設に収容されるケースもあるというニュースを見たことがあります。
ただ、つい数日前に、DVから逃れるために家を出た女性の居場所を突き止めるために、元夫が探偵を使って住所を探らせ、居場所を教えてしまった市役所の職員が裁判にかけられたというニュースを見ました。
以前は、行方不明者と聞くと、無条件早く見つかるといいな、と思ってましたが、最近では見つけてはいけないケースもあるんですね。
その市役所の職員は、まさかそんな事情とは知らなかった、と言うんですが、まぁ、そうですよね。勿論イマドキ安易に教えてはいけないと思いますが。ただ結果として、この職員は意図せず、DVに加担したことになってしまったわけです。
なんだか複雑な世の中になってます。だから、関わらないのが一番、と言う思想になるのでしょう。
地上天国の最小単位は家庭です。家庭が天国であり、みんなが神様と共に善良に生きている、という前提が成り立つならこんな複雑なことにはなりません。
複雑でカオスの状態はサタンの象徴です。逆に神様の法則、御業はシンプルで秩序立って美しいものです。
早く、主を知る知識が地に満ちるようにしなければ。。