給食の完食指導で児童が嘔吐し、指導した女性教諭を口頭で厳重注意処分に処したという記事を見ました。
昔式の教育だと、「残さず食べる」ことが美徳でしたよね?でも、今でもそういう教育をしているのかと驚きました。
勿論、偏食なく残さず食べる、ということ自体は悪くないです。
大きな目標としては悪くないのに、むしろ良いことなのに、それを「こうしなければ」になると、かえって害を及ぼすことになるんですよね~。
この教諭はきっと、まじめ過ぎるというか、融通が利かないタイプなのかな?「きっちり指導しなくては」という正義感が強すぎるのかもしれません。
最終的に好き嫌いがなくなったり、感謝したりする心が自ずと芽生えるようにすればいいんですよね。
その場その場で100%勝負をかけるからこういうことになるのかな。
私は親からは嫌いなもの強要されなかったことに関しては感謝してます。うちの親はのんきだったのかもしれません。特に母親。
私は子供のころ、火を通さないものが全て好きじゃなくて全く食べませんでした。刺身、お寿司、サラダ等々。
父がサラダを食べない私を心配して「野菜食べないと」というようなことを言ったらしいんですが、母が「どうせ女の子は年頃になったら野菜サラダしか食べなくなるのよ」と言って言いくるめていたらしいです。(笑)
実際、大人になってからは刺身もサラダも食べてます。いつから食べてたのか自分でもわかりませんが。
でも、私たちも気を付けないといけないな、と思いました。
みことばで自分を作ること、指導することは自体はとても良いことなのに、やり方を一歩間違えると、完食を強要して嘔吐する、という事態になりかねないなと。
給食を嘔吐してしまった児童は、その後ショックでご飯を食べられなくなる、ということも考えられますよね。
霊的にもそういうことがあり得る気がしてちょっと怖いです。
人によって食欲も消化能力も違いますから、それを考慮しないといけないですよね。主のやり方は一律ではなく、各々です。「羊は各々導きなさい」と昔から指導者教育でそうおっしゃってました。
指導者は良いことが良いこととして受け取られる努力も必要ですね。
情報源☞ 給食の完食指導で5人が嘔吐