年末を目前にして、最近ちょっと思うこと。
私たちは神様とは立場も状態も違います。先生とも違います。
神様は私たち人間の創造主であり、完全な方なので、人間を愛で指摘し、直すことができる存在です。
でも、人間は造られた者であり、完全を目指しているけどまだ完全じゃない存在。完全じゃない部分は人それぞれ違いますけど、とにかく完全なのは、その方だけ。
だから、いくら説教で神様が私たちを指摘するような内容を聞いても、私たち人間同士がそうする権利はないはずなんです。
なんだか最近は、説教であれこれ直しなさいというみことばが出るからか、「私もそう思う!私は神様と同じ考え!」と言って、自分が神様と同じ立場に立って、周りの兄弟姉妹や指導者を見る傾向があるように感じます。
だから「和睦しなさい」「兄弟を許しなさい」「古い人と新しい人が一つになりなさい」という話がいまだに出るんですよね。
自分と神様、自分と先生は立場が全然違います。
私達は、悪評者やサタンの肉になっている人は避けなければいけませんが、同じ兄弟姉妹が指摘されているのを見て、いっしょになって指摘の側に回ってはいけないと思うんです。
ダメだと言われたことをダメじゃないと言うことはできませんが、一緒に励ましあって、存在を肯定してあげないといけないんじゃないのかな?と思うんです。
人って自分が肯定されないと生きる力が湧かないじゃないですか。
自分も別の部分は指摘を受けるわけだし。
だから、立場をはき違えないようにしないといけませんね。