最近、児童虐待について、痛ましい事件がありましたね。もうそれに関する新たな情報を見るのが辛くなるほど痛ましいです。こういうニュースが絶えないのは本当に残念でなりません。
こう言う事件が起こると、必ずと言っていいほど、①虐待した親を非難し、②行政の対応を非難し、③命を奪われた子供に同情を寄せる、というのがお決まりの反応です。
そして、これが何年も前から繰り返されているような気がします。
でも、非難し、同情するだけでは何も変わりません。
とはいうものの、私たちは信仰の世界の人たちだから、行政的にあれこれはできません。でも、私達だからこそできることがあると思うんです。
霊的に考えると、虐待はサタンの主管を受けた人の行為です。サタンは人間に対する哀れみや同情心を一切持ち合わせておらず、人間が苦しむ姿を見て楽しむ存在です。特に罪のない子供を虐待するのは、正当な理由がありません。狂気の沙汰です。
そして、狂気の沙汰の事件が減らないという事は、いまだに日本の中でサタンが猛威を振るっているという事を意味します。だから、絶対にサタンを撲滅させることが必要です!
私たちは福音を伝える時や証する時、こういうことも、もっと真剣に話してもいいのではないかな、と思います。
つい、目の前の相手にいいことや、自己実現に関するようなことばかりをを言ってしまいがちなんですが、日本を変えたいと真剣に考えている人もいると思うんです。
思い起こせば、私が新入生の時、まだ草創期のころですが、先輩方からは、この福音は世界を変える福音だ、とか、今日本の現状がこの福音を必要としている、などの大きな証をされた記憶があります。
勿論、誰にでもヒットする証じゃないですけど、私たち自身も、もっと大きな視野を持ち、お決まりパターンの証から脱しないといけない気がします。
そして、証だけじゃなくて、私たちの信仰生活も、日本の問題を意識したものになっていくべきだと思うんです。先生も民族のために祈りなさいと常々おっしゃってますし。
実際、私たちの聞いているこの福音は個人的な小さなことだけのために存在するわけじゃありません。
私たちは、世の中の問題を霊的な方面から解決する人たちなんだ、という自負心をもって、この福音を述べ伝えていきたいですね。