大正天皇の直筆の絵が見つかった、と言う記事を見ました。
見つかったのはたった一枚ですし、大正天皇は在位期間も短く、他の天皇よりも話題性があまりないですけど、それでも「天皇陛下直筆の絵」ということで価値があるわけですよね。
当然、こういうものは売りに出されたりするはずがなく、どこかに永久保存されるか展示されるかすると思うんですよね。とにかく、一般人が手にすることはできないでしょう。
ちょっと余談ですが、大正天皇はおおらかで政治的な事より芸術的なことが好きだったみたいです。それが当時はあまり良いこととされなかったみたいですが。でも、昭和天皇は大正天皇(つまりお父さん)のことが好きだったみたいで、大正天皇を悪く言う人に、そんなこと言わないでほしい、と言ってたみたいです。
話を戻しますが、直筆の絵ということはつまり、本人による絵、と言う意味ですよね。
だから、こういうものがあると、その本人が実在したという証拠にもなりますし、ただのうわさや伝説の人物ではなく、れっきとした歴史上の人物になりますよね。
実際、大正天皇の絵を見て、こんな素晴らしい絵を描いていたんだな~と、大正天皇に対して具体的に思いを馳せることもできます。
イエス様の時代も、当時はイエス様も様々なことをされたと思いますが、今と状況が違いますから、結果的には弟子の「記録」しか残っていなくて、いろんなことが謎のままです。
だからこそ、未だにイエス様についていろんな憶測が生まれたり、様々な見解があったりするわけですね。
そう考えると、先生が直筆の絵やサインをたくさん残してくださることはとても意味のあり、作品一つ一つに価値があることなんだな~と思いました。
しかも、それをタダでもらえる私たちも、凄い存在ですね。(笑)