竹田恒泰さんをご存知ですか?
彼は、明治天皇の末裔とされる方で、TV出演などもされ、現在も各方面で様々な活動をされている方です。
当然のことながら天皇家のことや皇族関係の事に詳しく、それに関するコメントや解説、古事記の解説などもしていて、その分野ではとても人気があります。
彼が、YouTubeの番組も持っているのですが、その中で、あるパンク・ロッカーの話を嬉しそうにしていました。
先日彼が番組の収録後に、出待ちの人に声をかけられたと。その人が、自分はパンク・ロックのバンド活動をしていて元々天皇は大嫌いだったけど、竹田さんの番組を見て考えが変わり、今では本当に感謝しています、と言ってきたと。
竹田さんはそのことが本当に嬉しかったようで、こういうことが一番やってて良かったと思うことだ、と言っていました。
私は詳しいことは分かりませんが、パンクは元々反体制を掲げて活動する音楽家たちですよね。(今は様々に枝分かれしているのもしれませんが)
そう考えると、天皇制を保守とするならばパンク・ロッカーは竹田さんとは正反対のところに位置する人たちです。
いわば対極の位置いる人が自分の話を聞いて味方になった、ということですから、それは嬉しいだろうな、と思いました。
と同時に、こうやって、自分の正しいと思うことを堂々と発信し続けることによって、アンチを味方につけることができるのだな、と思いました。
竹田さんは、アンチ天皇派に対する批判を展開しているわけではなく、皇族や天皇家のしきたり、古事記のことなどを具体的に一般人にもわかるように解説をしています。
それを聞いて、良く知らないけどとにかく悪いを言われてるから悪いと思っていたという人や、なんとなく雰囲気で反対していたような人が、知るようになって考えを翻すに至ったわけです。
これは私たちも学ぶべきことだな、と思いました。
残念ながら日本では聖書やキリスト教に対するアンチが多いです。
でも、ネットのコメントなどを見ていると、みんな聖書をよく読んだ上で反対しているわけではなく、「日本に一神教はいらない」とか、「キリスト教は排他的だからトラブルのもと」とか、そういう感じのことばかりなんです。正直、イメージが悪い、という事です。
オウム事件以降、宗教そのもののイメージが悪化したことも要因にあります。
だからと言って私たちが委縮しては意味がありません。
竹田さんの嬉しそうなコメントを聞いて、相手の批判ではなく、弁明でもなく、自分が良いと思っている事について、内容を具体的にわかりやすく発信し続けることがいかに大きな働きなのかを改めて感じました。
私たちが堂々と発信することによって、神様の名誉回復をしたいですね。