ここ数年、日本は観光大国になりつつありますね。そんな中、日本のキャッシュレス化が遅れているとよく話題になります。
先進国と言われている多くの国ではクレジットカードや電子マネーが進んでいるため、普段からほとんど現金を持つ必要がないらしいです。
しかし、日本は相変わらず現金社会。クレジットカードが使えない店も多く、換金所も少ないため、外国人が困るというのです。だから、日本も東京オリンピックに向けて早くキャッシュレス社会を目指そう!!なんていう動きもあります。
ところが!今回の北海道地震で、キャッシュレスの脆弱さが浮き彫りになりました。北海道全体が停電になったため、キャッシュレス生活をしていた人が大打撃だったそうなのです!
当然、停電になったらクレジットカードも電子マネーも使えません。ATMで下ろすこともできません。災害時に使えるのは現金のみ。
あるコンビニでは、必要物資供給のため何とか営業を始めたものの、停電のためレジも使えず、電卓と現金で営業をしたそうです。
自然災害の多い日本では、オール電化やキャッシュレス化が必ずしも良いとは言えないようですね。
むしろ、日本のキャッシュレス化が進まないのは神様が下さった知恵だったかもしれません。
実際、クレジットカードは借金と同じですから。必要に応じて適度に使うにとどめておくのが良いですね。
多様な価値観がある現代だからこそ、国際化だ、グローバル化だ、という言葉に惑わされず、賢く生きていく必要がありますね。