人の欲求というのは限りがありません。
ある欲求に関する調査によると、「手に入らないと思うと、更にほしい気持ちが増してしまう」と答えた人が全体の約34%だったそうです。いわゆる「ないものねだり」ですね。
多分、ほとんどの人は欲しい気持ちが増しても無理することはないと思うのですが、一部の人は無理やりにでも手に入れようとしてしまうようです。
しかもそれが手の届かない高級品などに限らず、コンビニ商品など、ちょっと待てばまた入荷するようなものから倫理的に良くないものまで事の大小を問わず、ないものに対して「欲しくて我慢ができない」という状態になってしまうようです。
そしてそのような状態が不倫や無駄な浪費などの「問題」を生み出してしまうようです。
実際、アンケートの中には「不倫中は好きになった相手がたまたま既婚者だったと思い込んでいたけれど、相手が離婚したとたんに冷めた」というのもありました。
私個人の意見としては欲求が無条件いけないものだとは思いません。人類の発展は欲求によってなされてきた面もあるからです。「もっとこうだったら良いのに。。」という思いがなければ全てが停滞してしまいますからね。
ただ、その欲求が成長・発展・復活などのためなら良いと思うのですが、ただの欲望や快楽のためだと罪を誘発してしまうと思うんですね。
すでに「ある」ものは当たり前になってしまい、価値を忘れがちですけれど、まずは、ないものを欲しがる前に「ある」ものに感謝することを忘れてはいけないですね。
(ヤコブ1:14~15)
人が誘惑に陥るのは、それぞれ、欲に引かれ、さそわれるからである。
欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す。
不倫からコンビニ商品まで・・・手に入らないと思うとさらに欲しさが増すのはなぜなのか
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190204-37878844-sirabee