今日、私用があって、ちょと地下鉄に乗り、目的地まで行きました。その最寄り駅での出来事。
電車を降りると、ホームに、泣き叫んでいる女の子と母親と思しき女性がいました。母親はあえて知らんぷりしているようでした。
私はちょっと気になりながらも階段を下り、トイレに行ってから改札を出ると、その親子が私の前にいました。
私がホームで見た時はずっと立っていて電車を待ってるように見えたのですが、何か事情があったのか、とにかくその親子が改札を出て私の前を歩いていました。
母親(と思われる女性)は長身でおしゃれな感じの人でした。ノースリーブの白いブラウス、黒のロングスカート、ちょっとヒールのあるサンダルを履いていて片手におしゃれなハンドバッグを持っていました。
その3,4m後ろを女の子が泣き叫びながら母親と思われる女性を追いかけています。
その女の子はリュックを背負い、ショルダーバッグも肩にかけていました。しかも、そのリュックは子供用ではなく、明らかに大人用の大きさで、肩にかけてるバッグも結構大きめのもの。
見た目には、明らかに子供が大きさに見合わないリュックとバッグを身につけていたのです。
そうしながら泣き叫んで必死に前の女性を追いかけているのですが、その女性はたまにちらっと振り返って何かを言ってはまたスタスタと歩いてしまいます。振り返った時の言葉は聞こえませんでしたが、見た目はとても硬い表情でした。
どうなるのだろう??と思って後ろから見ていましたが、途中で道を曲がって私の行く方向とは違う方に行ったので見えなくなりました。
私はこの親子に何があったのかはわかりません。きっと何かがあったのだろうし、私が見たのは、一連の状況の中の、ある一場面を切り取ったモノなんだろう、ということも理解します。
母親の気持ち、子供の気持ち、それぞれの言い分などすべてをご存じなのは主だけです。だから私がどうこういう立場じゃないのですが。。
正直、ちょっと心が痛かったです。
他人だとしても、仲良し親子や仲良し兄弟を見ると心がほのぼのしますよね?逆に、他人だとしても荒れた感じの様子は心が痛みます。
この時、神様もそうなんだな~ということを悟りました。
私が自分とは関係のない親子のある場面を見ただけで心が痛んだのに、神様はなおさら、人間同士が仲良くしていないのを見るとこのように心が痛いのだろうな~と思ったんです。
だから、和睦ってとても大事なんだな~と。
天を愛するだけじゃなくて、兄弟愛にも満ち溢れないといけませんね。