実は、午前中にうちの周辺一帯が停電になったんです!
私はその時部屋でPC作業をしていたんですが、突然「バチッ」という音がして電気が消えてしまいました。
電気を使い過ぎたのかな?と思ってブレーカーを見たら、いつも通りちゃんと上がってました。
あれ~?もしかして停電??と思っていると外がバタバタし出して、近所のおばちゃんたちの声が聞こえてきたので、やっぱり停電だな、と分かりました。
念のため外に出てみると、私の住んでるマンションの一階がスーパーなんですが、店内は真っ暗で、店主が困り果てて、お客さんに『今ダメ~!』と言ってる姿がありました。
家にいても寒いし暗いから外に出ようと思って歩いていると、ちょっと不安そうにうろうろしているおばさんがいたので、「停電みたいですよ」と言ったら「そうだったの?電気がつかなくてどうしたのかと思っちゃって。」と少し安心したようでした。
私がそのおばさんと話していると、通りすがりの自転車に乗ったお姉さんがわざわざ自転車をとめて、「近くの変電所が故障して、この辺一帯が停電なんですって。復旧作業しているみたいで終わり次第すぐにつくらしいですよ。」と状況を教えてくれました。
そのおかげで私も状況を把握することができました。その後、お互いにお礼を言いあい、励ましあって別れました。
おばさんも自転車のお姉さんも見知らぬ人なんですが、同じく困った状況にあると分かっている者同士が情報を共有しあったり助け合ったりして、なんだか温かい気持ちになりました。
その時、特別に困った時だけじゃなくて、いつもこのように人間がお互い関心をもって助け合って生きていくのを神様は望んでいらっしゃるんじゃないのかな?と思いました。
幸い、停電は一時間後には復旧し、お昼には元通りになりました。
停電自体は困った状況でしたが、それを通して人の温かみを感じるようにしてくださり、地上天国を感じるようにしてくださった主に心から感謝します。