私の自論

人が心を開く時

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オウム真理教の林郁夫受刑者を存知ですか?

本職は医者。地下鉄サリン事件の実行犯の一人であり、サリン事件の実行犯で唯一死刑ではなく、無期懲役の判決が出た人です。

彼は最初サリン事件の重要人物とはみなされていなくて、違う容疑で取り調べを受けていたそうです。そのため、彼の取り調べは、機動捜査隊員だった人が行なったそうです。(機動捜査隊は覆面パトカーで地域を回り、事件が起こると初動捜査を行う。通常殺人などの凶悪犯罪の取り調べは捜査一課が行う。)

しかし、これが功を奏したようです。

この機動捜査隊員は元々暴力団などの組織犯罪の担当をしていたため、オウムの組織犯罪の闇を感じており、捜査一課とは全く違うやり方で捜査を行ったそうです。

捜査一課は通常、厳しく追及する形で取り調べを行います。

しかし、この取調べ官は林受刑者に対して「林先生」と敬称をつけて呼び、オウムやサリン事件に触れることなく、医師を志した昔を思い出させるような話をすることで、徐々に心を開かせ、ついに自ら事件について白状させることに成功。これが麻原の逮捕につながり、全てのオウム事件を解決へと導いたそうです。

事件を追及した末の『自白』ではなかったため、このことが『自首』とみなされ、また、他のオウム事件の解決にも貢献したことから、唯一「無期懲役」という判決に至ったようです。

この量刑が正しかったのかどうかは別問題として、私がこの記事を見て思ったのは、たとえ犯罪者であれ、どんな人であっても、人は自分の尊厳を重んじてくれる人に心を開くのだな、ということです。

そして、先生が以前「虫けらにも自尊心がある」とおっしゃっていたことを思い出しました。(笑)

一度心を閉ざしてしまったら全てに錠が下ろされてしまいます。心は全てのカギですね。

当たり前の事ではあるんですが、「本来の自分を大切に思ってくれる人がいる」ということが人間にとって本当に大事な事なんだな、と思いました。

人間は一人一人、神様が貴重で大切な存在として創造されました。自分に対しても、他人に対しても、そのことを決して忘れてはいけませんね。

情報源☞ 「先生・・」この呼び方が林郁夫をオウム真理教から人間に戻した

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