皆さん、ニュースを見てご存知だと思いますが、今日のビッグニュースはなんと言っても、オウム信者7人の死刑執行でしょう。ほぼ一日中この話題でもちきりでしたね。
私自身、地下鉄サリン事件の当日の事はよく覚えています。日本中を震撼させた事件でしたから。
あれから23年ということは、今23歳以下の方は事件当時生まれてなかったという事なんですね。恐らく、30歳くらいまでの方は、まだ小さくて事件自体をあまりご存知ないかもですね。
今日、上川法務大臣の記者会見を途中まで中継で見てたんです。法務大臣が死刑囚一人一人がどんな事件を起こしていたかを読み上げていたんですが、改めて、一つ一つの事件が凄すぎて狂気の沙汰だなと思いました。しかも、一人一事件じゃないんです。それぞれが一人でいくつもの事件にかかわっていたんです。いずれも殺人または殺人未遂事件です。
今回死刑執行された教祖の麻原彰晃は、最後まで罪を認める発言や謝罪の言葉はなく、最後の方は狂人になっていました。
教祖以外の人も、最後まで罪を認めるどころか、人によっては「尊師の御意思を実行できてよかった。今でも救済だったと思っている。」と言っていたらしいです。
この人たちはサタンの直接主管を受けていたんでしょうか。本当に恐ろしいです。
一方で、上祐(じょうゆう)さんの記者会見も見ました。
若い方は上祐さんご存知ないかもですね。当時オウム真理教の広報担当だった人です。「ああ言えば上祐」という言葉が流行ったりしました。(苦笑)
TVの前で正々堂々と語るのがかっこよく見えたのか、一部「上祐なら騙されてもいい」なんて言うおバカ女子も出現したほど、当時は話題の人だったんです。
上祐さんが何を言うのかと思ったら、被害者に謝罪をし、今は麻原からは離れ、被害者の賠償に努めているという事でした。
一部では、なぜ上祐が逮捕されないのか、とか、上祐も死刑になるべき、今さらそんなこと言っても信用できない、などの意見があるようですが、私個人としては、悔い改めているんだなと感じました。口でも謝罪し、行いでも賠償を始めているわけですから。
上祐さんも当時オウムの幹部だったから、死刑囚たちとは密な関係だっただろうし、なにも関わっていないわけがありません。ただ、今日の会見を見て、また死刑執行された人たちの生前の発言を知って、これが悔い改めた人と、悔い改めない人との違いなんだな、と思ったんです。
最終的な霊界の裁きは神様がなさる事なので、私にはわかりませんが、少なくとも、この世の世界では、最後まで罪を認めず、謝罪もせずに死刑執行された人と、悔い改めて刑に処されなかった人がはっきり分かれたなと思いました。
今日のことは象徴的な出来事だったと思います。
今、本当に全てが顕わにされ、悪が裁かれる時ですね。