独り言

成功って何?

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自分の好きなことをして生きること、自分の思い描いたように生きれることが人生の成功者であり、幸福なことだ、と認識している人が世の中には多いですよね。

また、自分がキッチリやるべきことをやっていれば成果は出るし、思い通りの人生になって人生の成功者になれる、という考えも多いと思います。

確かにそうできれば良いですよね。

本当にその通りだし、私も若い頃はそう思ってました。自分が落ち度なくやりさえすれば、自分がベストを尽くせば必ず結果はついてくるし、成功者になれる!と。

自分がベストを尽くせないのは精神が弱いから、怠慢だから、と考えてました。つまり、成功者になるかどうかは全て自分の責任分担の問題だと。

でも、今はそうは思わないです。

自分のやるべきことを全てキッチリやったとしても、人生にはどうしようもないことが起こる、という事を経験したからです。

人それぞれだとは思いますが、今、日本全体で起こり得る問題としては、親の問題です。迫害じゃなくて、高齢化による問題。80,50問題は誰にでも起こり得る問題です。

私自身の事を言えば、20代半ばから牧会し始めて30代は全て牧会・宣教に全力投球し、それなりの実績を残させてもらいました。当時は、神様が共にしてくださり、自分も頑張ってやったからできたと思ってましたが、でも、これは両親が元気に生きているという基盤の上でできたことだったのだ、と今になったら分かります。

40代以降はそれまでの私の人生では考えられなかった不測の事態が様々起こりました。

母が他界し、父が認知症になり、私自身も元々健康優良児みたいだったのに体調を崩したり…等々。

それで、それまでの能天気な考えを変えざるを得なくなりましたし、生活スタイルも変えざるを得なくなりました。

でも、これが失敗なのか?不幸なのか?と言われると、それは違うと思うんです。

むしろ、自分が経験することによって、家族を失う悲しみや、介護の大変さや、自分の思い通りにはいかないもどかしさなど、様々な人の気持ちを痛いほど理解できるようになりました。

人間的な幅は、牧会して実績を残していた頃よりはるかに広がったと思います。

親が死ぬことや認知症になる事は、自分が怠けていたからなのか、自分の責任分担が足りなくて起こったことなのか?そうじゃないですよね?

世の中には自分がいくら頑張ってもどうしようもないことがあるのです。

くれぐれも世の中の「成功」の定義に惑わされないでほしいと思います。

主が私たちを見捨てることはありません。勝手に見捨てられたと感じることはあっても実際は見捨ててません。必ず道があります。

結局のところ、好きなことをしているかどうか、思い通りに生きているかどうかじゃなくて、何があっても主と共に乗り越えていく人生が本当の成功なんじゃないのかな~と思います。

最後に一つ聖句を紹介しますね。

あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。 (コリント人への第一の手紙10:13)

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