最近小耳にはさんだことですが、在宅勤務になって昼間も家にいるようになり、昼間のTVのワイドショーの内容を初めて知って驚いたという人が多いのだそうです。
あまりにも内容がひどすぎて。
文句ばっかり。。批判ばっかり。。。悪口ばっかり。。
ひたすら不平不満を持ち続けるように仕向けてる感じですよね。
私が今回思ったのは、ワイドショーだけじゃなくて、ニュースの流し方もちょっと悪意を感じるというか、敢えて不安を煽るような言い方をしているなということ。
例えば、東京都の感染者数のニュースで、先週10人だった日があり、その翌日は30人だったんですね。
その時ニュースでは「今日の感染者30人 昨日の3倍!」という見出しだったんです。
4月は毎日100人越えだったことを考えるとかなり減ってるし、全体的には減ってると言えます。
何事もそうですが、全体的な傾向というのは、直線的に上がっていったり下がっっていったりするわけではなくて、細かく上下しながら全体として大きな方向性が出てくるわけです。
ですから、5月に入ってからは確実に減っていると言えますよね。
間違ってはいませんよ。30人は10人の3倍ですから。
でも、増えてることばかりに意識が行くようにして、ひたすら不安を煽っているように感じてしまって、私個人としては不快な見出しでした。
気を緩めないためにそういう言い方をするのだ、という言い分なのかもしれませんが、わざわざ不安や恐怖心を煽らなくても気を緩めないようにはできるでしょう。
牧師の立場としては、常に人々に希望を与えるような言い方をすべきと考えますから、こういう時は「もう少しの辛抱です!」とか、「この調子で頑張れば来週はもっと減らせますね」とか言えば良いのに、と思ったんですよ。
不安や恐怖心の背後には必ずサタンがいます。
実際に、このコロナ期間にニュースやワイドショーを見過ぎて鬱になってしまった人も多いそうです。
不安や恐怖は人を萎縮させ、行動を鈍らせます。(これはサタンが喜ぶ状態です。)
逆に、希望は人を前向きにさせ、積極的にさせます。(これはサタンが嫌がることです。)
不安や恐怖心が行動の動機になると、それは実体ではないので無限ループになると思うのです。
どういう意味かというと、不安や恐怖は大抵『○○かもしれない。。』とか、『きっと○○だろう』という事で明確な何かがあるわけじゃないですよね?
だからゴールがなくて無限ループに陥るという事です。
今回のコロナ騒ぎだったら、いくら減っても減っても「増えるかもしれない」と不安になるので終わりがありません。きっとなくなっても「また再発するかも」と不安になる事でしょう。
そして萎縮し続け、いろんなことが滞ればサタンは大喜びです。サタンは人間が栄えることが嫌でたまらないのですから。
先生がTVを見るな、と言われて久しいですが、このコロナ期間に昼間のワイドショーの内容が多くの人に知られたことも神様の作戦だったのかな?なんて思ってしまいました。
サタンの手口が暴かれるという意味で。
この世のものは必ず終わりが来ます。コロナもいずれは終わります。
ですから今萎縮するのではなく、その時を希望で待ちながら、終わった時にすぐにスタートダッシュできる準備をするのが知恵です。
こんな時こそ勤勉に次への準備をしていきたいですね。