今日はただの独り言と思って読んでください。
最近、いろいろ知るようになったことの一つなんですが、ネットの世界では「インフルエンサー」と呼ばれる人たちがいて、その人たちが教祖様のように崇拝されているんですよ。
その人たちには大体の共通点があって、まずは若くて(20代~30代前半くらい)フリーでとても稼いでいること。月収で数百万円くらいはザラ。そしてサラリーマンを見下している。頑張って数十年かけて昇進しても月収数十万円だから。社畜なんて表現もします。基本的に昭和世代の中高年も見下してます。(もちろん例外もいますけどね)
細かく言えばまだあるけれど、まぁ、とにかく俺様っぷりがすごくて、ある意味凄いナルシスト。
中には、自分に対する反対意見とか受け付けず(おそらく気に障るのでしょう)平気でそういう人の事をカスとかゴミとか言う人もいるんですよね。
でも、信者は賞賛の嵐。それはごもっとも!素晴らしい!と。
この人たちの基準は収入。たくさん稼いでいる人が偉いみたいです。イマドキそんな人いるの?と思われるかもしれませんが、年金問題や終身雇用終了などがクローズアップされてるから若い層ほどそう思うようです。
とにかく自分の収入の事しか考えてない感じ。個人が稼ぐ時代だ!とか言って。
それ自体は別に批判するつもりないですよ。個人で稼ぎたければ稼げばいいし。ただね、日本国の発展はサラリーマンによってなされてきたし、今もその恩恵を受けているというのも事実。
この人たちに、今や日本が誇る新幹線やら、精密機器やらそういう最先端技術を開発・供給することができるのか?と言いたい。
しかもこの人たちって、大体ブログやYouTubeの広告収入で稼いでいるからGoogleなしには稼げない人たちなんですよ。Googleも一つの会社だと認識してるのかな?実際、Googleのアルゴリズムが変動して広告収入が激減したとか言ってるし。滅茶苦茶Googleという会社に左右されてます。
だからなんでそんなに偉そうなんだろう??と思うわけです。
「今」というのは過去の延長上にあります。「今」受けている恩恵は先人たちの功績です。自分たちはただの利用者。なのにそれを使って先人達より稼ぎだしたら自分が偉いと錯覚してるみたいです。
「今」という時代を自分が生きている事自体が感謝すべきことだと思います。どの時代に生きるかは自分では選べないのです。御心があって「今」生きてます。
感謝を忘れたら傲慢になるのだな、と世の中を見ながら改めて実感しています。
と同時に、感謝を忘れて偉そうにしている人って醜いなとも感じてます。
精神論だけ唱えるつもりはないですが、感謝を忘れて醜い人にならないようにしたいものですね。