今日の記事は個人的なことなので多くの人には参考にならないかもですが。。
私が、6月下旬に3日半寝込んだ時があったのですが、治ってから、「もういい加減に体質改善したい!」と強く願うようになりました。
今までも何となくそうは思っていたものの、やっぱり心のどこかで「若くないから仕方ないのかな」とか「もともと丈夫だったのだから大事にはならないだろう」という考えがあったと思うのです。
でも、寝込んだことをきっかけに、もうこんなのは嫌だ!と本格的に体質改善を考えるようになりました。
寝込んだ時には熱が出て腹痛があったのですが、実はそれ以上に辛かったのが頭痛です。
病院の診断では頭痛が発生する要素はなかったのですが、なぜかその時頭痛が併発していて、それが一番堪えがたかったのです。
頭痛はここ20年来の私の持病みたいなもので、特別な病気にならなくてもしょっちゅう起こるので頭痛薬が手放せないという生活でした。
どうしてこんなに頭痛が起こるのか、どうやったら治るのか、いろいろ調べたりしたけれど、これ!という決定打はありませんでした。
グルテンフリーなどもやってみましたが、頭痛に関してはちょっとはマシになったかな?という程度で頭痛薬を手放せる感じではありませんでした。
恐らく、6月に寝込んだ時も、病気とは関係なくいつものように頭痛が発生したのだと思います。
頭痛は一旦起こると治まるまでほぼ業務停止状態になります。(>_<)
つまり、頭痛薬を飲んで、痛みが治まるまで横になってじっとしてるしかない状態。
恐らく、この頭痛によって人生の時間を相当浪費していたと思います。
私の場合、頭痛が一旦発生すると自然に治ることはほぼなく、鎮痛剤を飲むしか方法がありません。
それでも、今までは鎮痛剤を飲めば最終的にはなんとかなるから頼ってました。
しかし。。。6月に発熱・腹痛・頭痛の三重苦が一度に来たときは、もう自分でも本格的に嫌になり、何とか頭痛薬が手放せない生活から解放されたい!と強く願うようになりました。
それで頭痛外来なども調べたのですが。。結局効く薬をもらう感じなんですよね。。自分の頭痛のタイプを分析して合う薬を処方されるという感じ。
私は頭痛に効く薬を探していたのではなく、もう頭痛になりたくなかったのです。
それで結局頭痛外来には行きませんでした。
そんな矢先、先月近所のドラッグストアに行ったとき、何となく目に入った漢方薬に感動がありました。「当帰芍薬散」(トウキシャクヤクサン)という女性に良く処方される漢方薬です。
以前からこの薬自体は知ってましたけど、いつも頭痛薬にしか目が行ってなくて関心がありませんでした。
でも、この時は何となく自分の体質に合うような気がして5日間お試し用を購入してみることにしたのです。
そして早速飲んでみたところ。。。まず驚いたのが、トイレに行く回数がすごくて、余分な水分が身体から出ていく感じになりました。実は水毒だったようです。
そうして5日間続けたところ、その間一度も頭痛薬を飲まずに済んでびっくり。それだけじゃなくて、だるくてすぐに疲れてしまう症状もかなり改善されました。
それでしばらく続けようと思って薬を買いに、最近できたばかりの新しいドラッグストアに行ってみました。
そこは漢方薬のコーナーがあって、今まで利用していたドラッグストアにはない漢方薬もたくさん置いてありました。
そこで目に入ったのが「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」という見慣れない漢方薬。
でも、箱の浦に書いてあった症状が合う気がしたので、それを買ってみました。
そうしたら、これがバッチリ効いたのです!
後で調べたら、この薬は重度の冷え性(しもやけができるほど)に処方される薬で、片頭痛がある人にも効くことが多いという事がわかりました。
実は私、冬にはほぼ毎年しもやけができるんです。(>_<)
これを飲んでから頭痛が発生しないし、だるくてすぐに疲れてしまう事もほぼなくなりました!
ちなみに、最初に買った「当帰芍薬散」も冷え性対策になる薬らしいですが、しもやけができる程かどうかでどちらが良いか判断されるらしいです。
とにかく、私の場合、根本的には冷えが頭痛の原因だったようですね。
自分が冷え性だとは分かっていたのに、自分の中で頭痛と直結しなくて頭痛薬ばかり探してました。
灯台下暗し、です。
結果的には症状ばかりを見るのではなく、体質を見る方が早道でした。
何事も、表に出てくる結果には必ず根本原因がありますね。
改めて、自分の身体で思い知りました。
今後は漢方薬ばかりでなく、食生活を含め、生活全般から冷えを取り除く対策をしていきたいなと思っています。
20年以上も悩んだ割には近所のドラッグストアで解決したという。。。なんとも皮肉な感じではありますが、このように解決の方向に導いてくださった主に感謝します💛