猛暑から一転して、昨日・今日は天気が怪しく、比較的涼しいですね。
昨日の午前中、東京では雨が降ってなかったけど遠くで雷が鳴ってました。
音だけが響いてる感じ。
雷の音がゴロゴロと鳴り響いたとき、学童の一部の子たちはものすごく怖がっていました。
1年生のある女の子は持っていたタオルで頭と耳とを覆って本気で怖がって涙目に。。
音が大きくなるとみんなキャーキャー言って教室の中は騒然。。。
そんな子供たちの姿を見ながら、やっぱり子供って雷とか大きな音とか怖いんだな~。。。雷が遠くで鳴ってるだけでこんなに本気で怖がっちゃって純粋でかわいいな~。。なんて思っていると、ふと、自分の子どものころを思い出しました。
そういえば。。。私、子供の頃から全然こんなじゃなかったかも。。。(^^;
こんな可愛く怖がってた覚えがない。。(^^;
確か、3歳くらいの時は雷が鳴るとお臍を抑えていた、という母の証言を聞いたことがありましたが、少なくとも小学生の時は全然怖がってなかったです。
それどころか、雷が鳴ると、ちょっとワクワクしながら雷と豪雨を見たくて窓にへばりついていたような。。。
稲妻を見たくてたまらなかったし、水煙を立てるほどの豪雨を見るのが好きだったんですよ。
う~む。。やっぱり私はちょっと変わった子だったのかな?
多分、怖さより好奇心が勝るタイプだったのかも。
そしてさらにもう一つ思い出しました。
幼稚園児の時、夏休みに家族旅行で海に行った時の事。
海岸でも遊びましたが、海の近くに併設されてるプールもあって、そこにも行ったんです。
そのプールは幼稚園児の私には背が届かない深さだったので、浮き輪を持っていきました。
その時、父が姉に飛び込みを教えようとして一生懸命だったんですが、姉が怖がって足がすくんでしまって全然飛び込めなかったんです。
それを横で見ていた私は浮き輪を外してさっそうと「ドボン!」と飛び込みました。
父も母も大慌て!!
急いで私を抱き上げて「大丈夫だった?」と聞きながら「一人で飛び込んじゃダメよ」と言うんです。
当の私は「うん、大丈夫」と言いつつ心の中では「助けられなくても平気だったのに。。。」と憤慨してました。
実はその頃、すでに適当な泳ぎはできたんです。
正式なクロールとか平泳ぎとかはできなかったけど、浮いて犬かきするくらいはできたんですね。
それで、私の頭の中では、浮いてるんだったら深くても浅くても同じじゃない?と思って、飛び込んでから自力で戻る、という算段だったんです。
それなのに両親が慌てて私を抱きかかえたのでものすごく不服でした。(^^;
なんだか私のトライアルが中断された気がして。
実際、飛び込んで慌てて水を飲んだりしなかったし、溺れてもいなかったんですよ。全然苦しくなかったし。
多分、放っておいてくれたら自力で戻れた気がします。
でも今になって考えると、確かに幼稚園児がさっそうと深いプールに飛び込んだら大人は慌てますよね。。
恐らく、大抵の子は深いプールは怖がるのだろうし、雷も怖がるのが一般的なのだと思います。
そこで改めて実感しました。
良い悪いは別として、とにかくこの私の性質は神様が下さったものなんだな、と。
訓練してそうなったんじゃなくて、最初からそうだったんですからね。(^^;
雷を怖がって大騒ぎする子供たちを見ながら、思いがけず、自分について再認識する時間となりました。
「三つ子の魂百まで」という諺通り、多分一生この「怖さよりも好奇心」という個性が私について回るのでしょうね。
なぜその個性を私に下さったのか等は分からないけれど、とにかく神様が私に下さったものだから、感謝して死ぬまで良いように使っていくべきだなと改めて思った次第です。