久しぶりにピアノネタです。
4月くらいからボチボチ練習し始めた曲があるのですが、譜読みの段階の時、部分的に私の苦手とするところがありました。
そこは不協和音で手も左右交差してちょっとだけ複雑。私は不協和音がとても苦手なんです。
その部分がなかなか飲み込めないというか、訳が分からなくて、とりあえず楽譜に書いてある音符は鳴らしている、という感じで弾いてました。しかも、最初はゆっくりのテンポで練習するので益々意味不明に感じていたんですね。
最近になってようやく全体的に弾き慣れてきて少しずつテンポも上がってきたら、なんとなくその部分もしっくりくるようになってきました。
ピアノの先生による指導も大きかったです。特に譜読みして間もない時は必死で音符ばかりを追っていて楽譜全体を見てないんですね。(私の場合ですが)
実は楽譜には音符以外にもいろんなことが書かれているのです。でも、とりあえず音取りに必死になっていてそれらのことが全く目に入ってないなかったのです。
それでレッスンに行くとここをこうとかああとか言われるのですが、全部書いてあることを言われるわけです。別に先生は怒ったりとかしないですけど、ちゃんと書いてあることを言われる自分にちょっと呆れたりもしました。(苦笑)
ある部分に必死になると、それ以外目に入ってないんですよね。これも自分について改めて認識したことでした。
そうやって、どういう風に弾くのかも教えてもらって、自分でも練習して弾き慣れてきて、ようやく最近曲の全体像がつかめて来ました。
そうしたら、この曲全体が好きになってきて、練習するのも楽しくなり、早く弾けるようになりたい!と思うようになりました。
多分、ピアノだけじゃなくていろんなことがそうだろうな~と思いました。
最初は訳がわからなくて、しかも自分なりにやってるからこれの何が良いのかもわからないけど、ちゃんと指導を受け、ポイントを押さえて、かつ自分でも努力して慣れてくるとだんだん面白くなってくるんだなと。
それともう一つ。恐らく、こういう曲を独学で練習していたら、苦手な部分が出てきた時点でもうやめてたかもしれません。でも、レッスンを受けに行くまでに何とかしないといけないから、無理やりにでも練習して何とか見せられる程度にはしていきました。
ある程度こういう強制力がないとこういう曲は突破できなかったと思います。
だから、よっぽど自己コントロール力の高い人でない限り、自分の殻を破ったり、限界を突破するのは自分一人では難しいのだな、と改めて実感しました。
まだまだ仕上がっているとは言い難いですが、もっと練習して早くこの曲を完成させたいな~と思います♪