誰でも傲慢な人は好きではないと思います。でも、正直、人って傲慢になりやすいです。
人はちょっと何か功績を立てると自分が優れているように錯覚してしまうんですよね。中には功績がなくても「俺はやるよ!そのうち。」みたいな人もいます。(笑)
でも、本当に有能な人って人格的で謙虚な人が多いですよね。
これについていろいろと考えてみました。どうすれば功績を立てつつずっと謙虚のままでいられるのか。。
それで私なりに考えた結論は「自分より上がいる」と認識していること。そんなの当り前じゃないですか?と言われそうですが。。。
ただ、「自分より上がいる」ということを漠然と一般論として受け止めているだけだと効力がないと思うんです。
口では「自分はまだまだ」とか言いながら、実際に自分より上だと思う人がいなければ本心では「とりあえず今のところは自分が一番かな?」と思うのではないでしょうか?
そして、そのポジションを守るために保身に入ってしまい、結果として権威的にふるまってしまうことが多い気がします。そうなると停滞しますよね。
では、どうすれば傲慢にならないのか?
私が思うに、具体的に、自分より上だと認識している存在があって、常にそこに向かっていることが謙虚さを生んでいるのではないかと思うのです。
目標としている存在が常にあれば保身に回ることなく常にそこに向かう状態になりますよね。
最初は身近な人を目標にして頑張っても良いとは思います。ただ人間を目標にすると頑張れば追いつくだろうし、追いつくとそこで傲慢さが出て停滞してしまう恐れがあります。
だからこそ、神様を認識することが大事だと思うのです。常に神様を想うこと、神様の目、神様の水準への意識、神様を喜ばせようとする心、そういったことが傲慢さを防いでくれるのではないでしょうか?
どんなにやっても人間は神様にはなれません。やってもやっても神様には追いつきません。だから良いのです。
神様はやった分、そこからまた次の次元の構想をくださるので終わりがありません。これは一見大変そうに見えますが、実はこれが大きな祝福だな~と思います。
結局、謙虚さの根本は神様。傲慢さの根本は神様を忘れることですね。