聖書

言葉のパン種

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「パリサイ人のパン種に気を付けなさい」とイエス様がおっしゃいました。

これは皆さんご存知の通り、端的に言えば、パリサイ人の話や考え、行いに気を付けなさい、ということです。

このパリサイ人の言葉や行いを「パン種」に喩えるって本当に的を得ているな~と思います。

パン種って何かと言うと、辞書には「パンを膨らませ、また一種の香味を与えるために使う酵母。イースト。」とあります。つまり、これがないとパンが膨らまないのでパン造りには欠かせないものです。

ただし、入れた途端に膨らむわけではありません。ある程度の時間が必要です。

自家製パンを作った経験のある方はご存知だと思いますが、小麦粉を練って酵母を入れたらすぐに焼くのではなく、適温でしばらく寝かせて発酵させます。そうすると膨らんでくるのです。

だからパンってすぐにはできないんですよね。前日とかに仕込んでおいて翌日焼いたりするのです。

ちょっとパンの話が長くなりましたが、つまり、パン種に喩えてるという事は、おかしな言葉もそういうものだということです。

聞いた直後は「何それ?」と一瞬思うだけでスルーしてしまうことがほとんどだと思いますが、後から後から自分の中でじわじわと膨らんで大きくなっていくのです。

しかも大抵の「パン種」は誰もが警戒するような「暴言」ではないのです。アダムとエバの時のヘビのように、ちょっと疑問を抱かせる感じです。

最初はそんなことあるわけないでしょ?と思って一蹴するけど、種が心に植え付けられてしまうと、それがだんだん膨らんできて存在感を現し、いろんな現象をそれと結びつけて考えるようになってしまいます。

何もない時は良いのです。でも、条件が揃うと膨らんできます。パンが膨らむ時も温度の管理とかが重要なんですが、条件が合わないと膨らまない場合もあるのです。

自分がちょっと嫌な思いをしたり、疑問に思うことが起こると、パリサイ人のパン種は膨らみ始めます。

そうすると「やっぱり。。。もしかしてそうなのかも。。。」と思うようになっていき、だんだん自分の中で確信に変わっていきます。

こうやってパン種が膨らんでいくのです。

ですから、よく管理者たちが、メンバーが豹変したと言って戸惑う姿を目にしたことがありますが、絶対にある日突然豹変するということはないのです。

気付かないうちにパン種が植えつけられ、膨らんできたということです。

だから自分でも気を付けないといけません。その時は軽~く聞き流したとしても、適当に聞いたとしても、「まぁ、そんな考えもあるかもね~」という感じでいると心に種が植えつけられてしまいます。

完全に自分の中で否定しておかないといけません。

サタンはあちこちに躓かせる罠を仕掛けています。その罠に引っかかるのは悔しいですよね。

「意固地になってはいけない」「いろんな考えもある」と言って何でも受け入れるのが心が広いことだと思っている人ほど要注意です。

心は広い方が良いですが、最終ラインはあります。御言葉がラインです。どんなに心が広くても主に抵触したら一発アウトです。

また、自分が日々恵み深く過ごすことも大切です。恵みの中ではパリサイ人のパン種が膨らみませんからね。

最終的には誰かがどうのこうのではなく、自分自身です。

御言葉も言葉。パリサイ人の話も言葉。どちらの言葉のパン種を自分の心に植え付けるかで人生が変わってしまいます。

御言葉のパン種が自分の中で大きく膨らんでいく人生になりたいですね。

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