聖書

権利も自由もキリストの心で

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ちょっと遅ればせながら・・・という感じになりますが、このところ日本で話題になっている「あいちトリエンナーレ2019」の企画「表現の不自由展・その後」の問題。

この企画についての個人的な意見はありますけれど、ここではひとまず個人的なことは控えておいて、聖書の観点から考えてみたことを一言だけお伝えします。

世の中で問題になってるのは、問題の展示物を展示したこと及び撤去したことについて、表現の自由に抵触するかかどうかや、そもそもそれは芸術なのかどうか、この責任は誰にあるのか等々についてですが、私は真っ先にこの聖句が思い浮かびました。

『すべてのことは許されている。しかし、すべてのことが益になるのではない。すべてのことは許されている。しかし、すべてのことが人の徳を高めるのではない。』(コリントⅠ10:23)

なんか、これが全てじゃないかと思うんですよね。

現代社会は「自由」とか「権利」とかをことさらに叫ぶのですが、まぁ、実際は神様のもとでは天法に抵触しない限り自由だし権利もありますよ。そんなこと一々叫ばなくても。

でも、だからと言って全ての事が益になるのではない、ということですね。

具体的には使徒パウロはこのように言っています。以下、ローマ人への手紙14章より一部抜粋です。

『 ある人は、何を食べてもさしつかえないと信じているが、弱い人は野菜だけを食べる。 食べる者は食べない者を軽んじてはならず、食べない者も食べる者をさばいてはならない。神は彼を受けいれて下さったのであるから。
(中略)
それゆえ、今後わたしたちは、互にさばき合うことをやめよう。むしろ、あなたがたは、妨げとなる物や、つまずきとなる物を兄弟の前に置かないことに、決めるがよい。 わたしは、主イエスにあって知りかつ確信している。それ自体、汚れているものは一つもない。ただ、それが汚れていると考える人にだけ、汚れているのである。 
(中略)
 こういうわけで、平和に役立つことや、互の徳を高めることを、追い求めようではないか。 食物のことで、神のみわざを破壊してはならない。すべての物はきよい。ただ、それを食べて人をつまずかせる者には、悪となる。 肉を食わず、酒を飲まず、そのほか兄弟をつまずかせないのは、良いことである。 』

なんとなくわかりますか?

ここでは食べ物のことが話題になってますが、実際にはどんな食べ物も清いけれど、そうじゃないと考えている人もいるからそういう人の前で食べて躓かせるのは悪だ、という事です。

つまり、自分たち同士では躊躇なく食べるものでもそれを悪と考える人の前では控えましょう、ということですよね。

食べる権利や自由がないのではありません。

いくら権利や自由があっても乱用してはいけないということです。いつでも・誰に対してもして良いのではないのです。

自分がすることの権利や自由はあったとしても、人を不快にさせたり躓かせたりする権利や自由はありません。

全て自分の持っている権利や自由もキリストの心で使うことが大事ですね。

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