独り言 聖書

誰にでも親切にするべき⁈

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ある仏教関係者が発信している内容で興味深いものがあったのでご紹介します。

「親切にして舐められる人、慕われる人の違い」という話題です。

その人が、「人に良いことをしたら自分にも返ってくる」という内容の話をしたところ、「自分は一生懸命人に尽くしても都合の良い人と思われるだけで全然自分に返ってきません」という質問があったそうです。

この問題、多かれ少なかれ誰にでも心当たりがあるのではないでしょうか?

それに対してその人はこう答えていました。

実は、仏教では「誰にでも良いことをすれば必ず無条件良いことが返ってくる」という教えではない、というのです。

『敬田』『恩田』『悲田』に当たる人に親切にしなさい、というのです。

『敬田(けいでん)』というのは、自分が尊敬する人、敬うべき人のことだそうです。

どうして「田」という言葉が使われているかというと、聖書で言う心の畑と同じような内容でした。

田畑は種や苗を植えて、実ったものを収穫します。

種や苗を植えるとき、「損した」「種がもったいない」とは考えません。後で何倍もの収穫を得られるからです。

親切の種も同じことだ、というわけです。

自分が尊敬する人に親切の種を蒔けば自分に返ってくる、ということです。

『恩田』(おんでん)とは、自分にとって恩がある人。恩人。世話になった人のことです。

この人のおかげで私は○○できました!などに当たる人です。

『悲田』(ひでん)というのは、今悲しむべき状況にある人、手助けが必要な人のことです。

例えば、日本では自然災害がよくありますが、被災地域にボランティアに行くなどのこともこれに当たるという事でした。

しかし、親切にする理由が「相手が怖いから」「嫌われたくないから」「断れなくて。。」などのことになると、その相手は田んぼのように収穫を得られる人には該当しないという事でした。

確かにそうですよね。

イエス様も、どんな畑に種を蒔けばよいのかという話をしてくださいましたし(マタイ13:1~23)、また「豚に真珠」(マタイ7:6)の話もしてくださいました。

「豚に真珠」は誰もが知る有名な諺で、辞書には「値打ちがわからない者には、どんなに価値のあるものを与えても意味がなく、むだであることのたとえ。」とあります。

間違ってはいないですけど、これだけの理解だと、プレゼントをあげるときにどうすべきかなどの参考にしかならないような気がします。

元々イエス様が言ったのはもっと深い意味です。真珠は御言葉を指しています。

聖句の後半は「彼らは向き直ってかみついてくるだろう」とあります。

つまり、御言葉にかみつく人には伝えるな、という意味です。

御言葉・福音は天国の種です。それを誰にでも蒔くなという事でもあります。

イエス様はイエス様を不信する地域ではあまりしるしを行われなかったともあります。(マタイ13:58)

こうしてみると、イエス様も誰にでも無条件良くしているわけではない、という事がわかります。

よく、マスコミの切り取り報道は問題視されます。

本来はそういう意味で言ったのではないのに、前後の話は無視してその「ことば」だけを切り取ってああだこうだ騒ぐことです。

しかし、聖書もよく切り取り解釈されてしいまいがちです。

聖書に書いてあるからと言って、どういう状況で話されたのかも理解せず、言葉だけを切り取って解釈すると逆に自分を追い込むことになります。

人を偏見で見て誤解したり、何となく気に食わないと言って嫌う事はよくないことですが、だからと言って無鉄砲にするのではなく、聖書を正しく理解し、天の知恵をもらって賢く人に対応することも必要ですね。

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