聖書

ペテロの信仰

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『躓かない』というのは、一見簡単なようで実はかなり難しいですよね。

このことについて考えていたら、ふと、聖書のある場面が思い浮かび、ペテロって本当にすごいな、と思いました。その場面を引用してみますね。

『 この時から、イエス・キリストは、自分が必ずエルサレムに行き、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえるべきことを、弟子たちに示しはじめられた。 すると、ペテロはイエスをわきへ引き寄せて、いさめはじめ、「主よ、とんでもないことです。そんなことがあるはずはございません」と言った。 イエスは振り向いて、ペテロに言われた、「サタンよ、引きさがれ。わたしの邪魔をする者だ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」。 』(マタイ16:21~23)

これ、考えたら物凄い場面ですよね。イエス様に『サタンよ、引きさがれ!』『あなたは私の邪魔をする者だ』って直接的に言われちゃったんですよ。

しかも、ペテロはイエス様の悪口を言ったのではなく、迫害予告が受け入れられなくて「そんなことはない」と言っただけなんです。

イエス様もそれくらいの事は理解していたと思うのですが、でも、歴史のために敢えて厳しい現実と行くべき道を認識させたんでしょうかね。

でも、そうだとしても、多分私が直接こういうこと言われたらしばらくショックで動けないんじゃないかと思うんですよね。

人間的に考えたら、そんな言い方しなくてもいいじゃないか、とか、今まで頑張ってついてきたのにサタン呼ばわりなんてひどい、とか思いませんか?多分、多くの人は自分がそういう場面に直面したらそう考えるんじゃないかと思うんですよね。

ペテロのこの時の心情は聖書には書かれていないのでわかりませんが(もしかしたら一時的に落ち込んだかもしれませんが)、結果としてペテロはこの後もずっとイエス様から離れず、愛してついてきました。なぜ分かるかと言うと、その後も聖書に登場するからです。

もし、ここで躓いて出て行ったのなら、この後のペテロに関する記述はないはずです。

福音書を見ると、ペテロって結構ヘマしたり怒られたりしてるんですよね。

それでも一番弟子として最後まで使命を果たしましたし(使徒行伝ではペテロを中心に歴史が成されています)、イエス様もペテロを最後まで愛してくださいました。

そればかりではなく、神様がペテロを祝福してくださって、後にサンピエトロ寺院というペテロの名を取った世界最大の寺院も建ててくださいました。

一方、バプテスマのヨハネは優等生でした。でもイエス様に躓いたんです。

推測ではありますが、多分、イスカリオテのユダも優秀だったと思います。だって普通に考えたらだらしない人やミスの多い人に会計は任せられませんよね。

こういうことから考えると、私達は決して優等生であることが求められているわけじゃなくて、怒られてもヘマしても何があってもついていく事が大事なんだな、と思いました。

「躓かないこと」。これってある意味、人類の課題じゃないかとも思えます。

個人的にはペテロのメンタルが欲しい。。なんて思いますが、とにかく自分を守るためにも、この課題に向かって日々自分を鍛え、磨いていきたいですね。

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