聖書

ダビデ王の信仰

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今日は、聖書の英雄の1人、ダビデについてちょっとお話しようと思います。

ダビデは、旧約聖書の中で神様が「私のしもべダビデのようにするならあなたは栄えるだろう」とおっしゃるくらい、神様の自慢の人でした。

でも、実際そのダビデはいろんな艱難にあっていました。サウル王に命を狙われたり、自分の息子のアブサロムに命を狙われたり。。。

ただ悪口を言われるだけの迫害ではなく、命まで狙われるほどの迫害に遭っていたのです。

でもダビデは最後まで神様を愛し続けて、神様から祝福を受け、イスラエル史上最も偉大な王様となりました。

サムエル記を読むとダビデの様々な業績が書かれています。そしてそれだけを見るとものすごい優等生に見えます。

でも、詩篇を見るとその時の本音がチラチラ見えるのです。詩篇73篇の冒頭の部分にこう書かれています。

『 神は正しい者にむかい、
心の清い者にむかって、まことに恵みふかい。
しかし、わたしは、わたしの足がつまずくばかり、
わたしの歩みがすべるばかりであった。
これはわたしが、悪しき者の栄えるのを見て、
その高ぶる者をねたんだからである。 』
(詩篇73:1~3)

実はダビデも悪人が栄えるのを見て躓いていたんですね。この聖句の続きは、いかに自分が悪人によって苦しめられているか、なのに悪人がどんなに栄えているかについて切々と書かれています。しかし、事態は変わります。

『 まことにあなたは彼らをなめらかな所に置き、
彼らを滅びに陥らせられる。
なんと彼らはまたたくまに滅ぼされ、
恐れをもって全く一掃されたことであろう。 』
(詩篇73:18~19)

ダビデは自分を苦しめていた悪人を自分自らの手で滅ぼしたのではありません。ひたすら祈って逃げていたのですが、結局相手が滅びることになったのです。その現実を見て驚いたのでしょう。

そしてこう続けます。

『 わたしの魂が痛み、わたしの心が刺されたとき、
わたしは愚かで悟りがなく、
あなたに対しては獣のようであった。
けれどもわたしは常にあなたと共にあり、
あなたはわたしの右の手を保たれる。
あなたはさとしをもってわたしを導き、
その後わたしを受けて栄光にあずからせられる。 』
(詩篇73:21~24)

そして最後にこう締めくくります。

『 見よ、あなたに遠い者は滅びる。
あなたは、あなたにそむく者を滅ぼされる。
しかし神に近くあることはわたしに良いことである。
わたしは主なる神をわが避け所として、
あなたのもろもろのみわざを宣べ伝えるであろう。』
(詩篇73:27~28)

このように、英雄ダビデも人間として、苦しみに耐えながら嫉妬したり誤解したり様々あったけれど、最終的に、悪人が自滅していくのを見て驚き、ハッキリ神様について悟ったという事が分かります。

ハッキリ悟るまでの過程は誤解することが多いんですよね。

最後まで行くと神様の御心は分かります。途中経過を切り取ってそこだけを見ると誤解するのです。

ダビデは様々な経験の後、今後は自分が体験した神様の御業を述べ伝える、と宣言してこの詩篇73篇を締めくくっています。

偉大なダビデ王も私たちと同じ人間だったのです。でも、最後まで神様を愛し通したことで英雄になったという事ですね。

私達も神様の血統の人として、ダビデのような信仰を受け継いでいきたいですね。

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