出版不況が続く中、科学を扱った児童書が大健闘しているのだそうです。
「科学」というテーマは一見堅そうに感じますし、「科学書と子供」という組み合わせは一番ミスマッチな感じがしますが、それが不況が続く出版界の救世主となる期待が高まっているというから驚きです。
人気の科学児童書は、子供の興味を引くように工夫を凝らし、物語性をもたせて「勉強させられている感」がないのが特徴なのだそうです。
また、編集者が意識しているのは、「ただ最新テクノロジーを説明するのではなく、ベースになる背景や原理をどう表現するか」「読んだ後に驚きや広がりがあるか」という事だそうです。
これは子供だけではなく、大人に向けての話でも重要なことだなと思いました。
とくに、聖書の話をするとき、日本では科学以上に堅いイメージがありますし、場合によっては怪しいと思う人もいるのが現状です。
そういう状況の中、ただ説明するだけではうまくいかないなと思うのです。
個人的見解としては、物語性を持たせることはとても効果があると断言できます!私自身、たくさん講義してきましたが、同じ講義でもいろいろな伝え方を試してみた結果、その中で一番入りが良いと感じたのは物語性を持たせることでした。
聖書の内容を物語風に伝えるのは先生がよくやる方法です。だからちょっと真似してみたところ、ものすごく入りが良かったのです。
証する時も、ただの事実関係の説明だけじゃなくて、神様と共に生きること、みことば通りに生きることの面白さが伝わると、より相手の興味を引く証になるのではないかと思います。
このように、「科学書と子供」という一見不利に思える分野で大健闘している科学児童書の工夫や努力の方向性は、「聖書と日本人」という同じく不利な分野を扱う私たちにとっても参考になる事が多いのではないかと思いました。
何事も、研究し、工夫を凝らすことが大事ですね!
勉強させられている感なく、信じさせる感なく、面白く自然に神様の話が相手に伝わるようにしていきたいですね!
「勉強感」より面白さ 科学児童書がヒット、出版界の救世主となるか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190616-00000500-san-ent