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タバコ産業の策略

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「タバコは身体に悪い」。今やこの事実を知らない人はほとんどいないと思われます。

それでもタバコを吸うという人の言い分の大半は「たばこを吸うとストレスが解消される」というもの。

タバコ容認派も、タバコを我慢してストレスがたまるくらいなら吸ってストレスを溜めない方が身体に良いのでは?という論調です。

では、この「タバコはストレス解消になる」という論の出所はどこなのでしょうか?

世界的に「ストレスが人に様々な病気を引き起こす」という事を提唱し始めたのが、ハンス・セリエさん(1907~1982) というハンガリーの学者だそうです。(ちなみに彼は10回もノーベル賞にノミネートされたそうです。)

そんなセリエさんに米国のタバコ産業が接触し始めます。

それは20世紀半ばごろ、タバコが健康に害を及ぼすという研究が出され始め、大きな社会問題になり始めたころです。

米国のタバコ産業は そうした風潮の火消しに躍起になっていて、科学的にタバコの害を否定するために医師や研究者を抱き込み、研究資金などを提供して影響を及ぼそうとしていたのです。

「ストレスは身体に悪い」という理論に目を付け、タバコはむしろストレスを解消するという主張を科学的に裏付け、タバコ会社が訴訟に巻き込まれた際にセリエの研究論文などによって反論したいと考えたわけです。

セリエさんは初めはこういう動きに消極的だったようですが、結局は資金提供を受け、協力してしまったようです。

では、実際にタバコでストレスは解消するのか?

答えは「ニコチン欠乏によるストレスは解消する」ということです。

逆に言うと、ニコチン欠乏以外のストレスは解消しないそうです。

では、ニコチンはどんな働きをするのかと言うと、脳内でドーパミンを出させるのだそうです。

ドーパミンは「意欲」「運動」「快楽」に関係する神経伝達物質で、「気持ち良い」「心地よい」と感じると出る物質と言われています。

ニコチンはこのドーパミンを強制的に出させるわけです。しかも依存性が強く、これを繰り返すとニコチンの刺激がないとドーパミンが出にくくなってしまうそうです。

つまり、喫煙者の脳は、吸わない人より脳の反応が鈍くなっており、自然な状態ではドーパミンが出にくい状態になっているのです。そこでニコチンを補充することでドーパミンを出させ、気分が良くなるように感じさせ「ストレスが解消する」と言っているのです。

「ニコチン欠乏」というストレスを解消しているということです。

最初から吸わなければ「ニコチン欠乏」というストレスはありませんし、脳の反応が鈍くなることもありません。

だから「タバコでストレスは解消される」というのは一つだけ合ってるけど他は合ってない、ということ。これはまさしくサタンのいつもの手口です!

タバコでストレスが解消されるというのは、タバコ産業によって考えられた作為的な印象操作と言えます。

やっぱり、ダメなものはダメなんですよ。

今はインターネットが普及して一般人でも研究者の論文を読んだり出所を突き止めたりできるようになったため、印象操作はすぐにバレるようになっています。

これも神様が時代にくださった恩恵だと思います。

なんか変だな?とか、よくわからないけどしっくりこないな。。と思ったことは必ず裏があると言っても過言ではありません。

そういうものは必ず確認して、印象操作目的や詐欺師のテキトー理論に騙されないようにしたいですね!

タバコで「ストレス」が解消するのは本当か?

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20191220-00155689/

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