今日は一つの実話エピソードをご紹介します!
なんと、あの「すしざんまい」の木村社長が海賊を全滅させた、というお話です!
アフリカのソマリヤ海域は水産資源が豊富な漁場なんだそうですが、そこで海賊の被害が相次いでいたそうです。
それが国際的にも問題になっており、各国が問題対策に頭を悩ませていたそうです。
日本もその問題に取り組もうとしましたが、日本の自衛隊は憲法による制限があるため海賊と闘うこともできず、途方に暮れていた模様。
そこで当時の自衛官が元先輩の木村社長に連絡し、助けを要請。木村社長は自衛隊出身なのだそうです!
彼は「海賊をなくすのにマシンガンは必要ない。俺に任せろ!」ということで、さっそくその海域に向かい、周囲の心配をよそに、海賊に対話を呼びかけ、実際に対話を通して彼らの要求を聞いたそうです。
すると、彼らは元漁師であることが判明。しかし自国では漁師では食べて行けず、生活に困って海賊行為をしていると告白。
そこで木村社長が彼らを雇い、彼らが獲った魚をきちんとした値段で買い、その魚で寿司を作る、という契約をしたそうです。
結果として、その海域で年間300件あった海賊行為はゼロになったそうです!
海賊の被害に遭っていた人たちも海賊がいなくなって良かったし、海賊たちも生活が安定して良かったし、寿司屋の方もメリットがあるし。。。こうして武器を使わず、みんなが幸せになる事で問題が解決しました。
本当に尊敬に値しますね。
ちなみに、木村社長はこの海域に属するジブチ政府から勲章をもらったそうです。
世の中に平和の理念を唱える人はいっぱいいますが、それを成し遂げる人はほとんどいないというのが現実です。
木村社長は平和の理念だけではなく、元自衛官ということで人脈と実力があったし、さらに海賊と直接対話するという勇気と大胆さがあったことがこの結果につながったと思います。
平和というのは、平和思想の他に、実力と勇敢さ・大胆さがあって初めて成されるのだな、と改めて思いました。
聖書にはこう記されています。
『平和をつくり出す人たちは幸いである。彼らは神の子と呼ばれるであろう。』(マタイ5:9)
平和は平和を心に抱いていればよいのではなく、「作り出す人」が幸いだと書かれています。
私達信仰者はみんな平和の理念は持っていますよね?でも、心で思うだけでは何も始まりません。 いつのまにか、口だけの愛と信仰、心に抱くだけの信仰になっていないか、注意しないといけません。
私達は海賊を全滅させるとか、いきなりそんな大きなことはできないかもしれないですが、身近なところから、せめて自分の周囲だけでも自ら平和を作り出す行いをしていきたいですね。
(実話)すしざんまい社長が海賊を全滅させていた話
https://youtu.be/bLVMRv_Mi6Q