誰でも自分ががんばった通りに結果が出たら悩むことはないと思います。
けれど、現実はそう甘くはない。。(^^;
実際、頑張っているのだけれどなかなか思うような結果がついてこない、という方は多いと思います。
そういう場合、皆さんはどうしますか?大抵はもっと学ばなきゃ!と思うのではないでしょうか?
世の中の事だったら、もっと本を読んで学ぼうとか講座に出かけようとかスクールに通おうとか、そういう風に考えるでしょうし、霊的な事だったら、もっとそれに関連する御言葉を読まないといけないとか講義を聞かないといけないなどと思うでしょう。
このように学ぶことはとても大切です。しかし、このように他から学べることというのは、実は30%程度なのだそうです!
では残りの70%はどうやって学ぶのか。。これは自分自身から学ばないといけないのだそうです!
結果が出ない原因というのは主に以下の二つだそうです。
- 間違った理解をしている
- 自分の欠点に気付いていない
一つ目の「間違った理解をしている」という事を解決する方法が、30%の「他から学ぶ」に当たると思います。何も知らなかったり間違った認識を持っていたりする事に関しては、他から学ぶことで認識を変えることができるでしょう。
二つ目の「自分の欠点に気付いていない」。これが問題です。
これさえ直せば結果が出せるのに、それが自分には分かっていない。。。よく聞く話ではあります。
でも、だからと言って他人から指摘されると(私もそうなのですが)、頑張っている分、素直な心よりも反発心の方が先に立つんじゃないかと思うんですよね。
私はこんなに研究して頑張っているのにあなたの方こそ全然わかってない!という風に捕らえてしまいがちです。
逆にテキトーにやってることなら「あぁ、そうなんですね~」と軽く対応できると思うんですが、思い入れが強いものほど何も知らない人から指摘されると腹が立つと思うんです。
では、どうやって直すのか?・・・これは自分で気付くしかないということです!
その為には自分を客観視する必要があります。
例えば、私自身の事で恐縮ですが、自分がピアノを弾いているのをビデオで見た時、弾き方も音も自分が弾いている時に思っていたのとは全然違った、という事がよくあります。
そういう時は大抵衝撃を受けるんです。こんな状態だったんだ~と。自分としてはピアノの先生に言われた通りにやってるつもりなんですよ。でも実際はそうなってない、という現実を目の当たりにして衝撃を受けます。
自分を第三者的な視点から見ると、思っていたのとは全然違って見えるという事です。
プロのコピーライターも、自分の書いたものを3日間空けてから見直すそうです。書いた直後は自分なりに傑作品を作ったという認識があるため、見直しても欠点を見つけにくいからだそうです。
ちょっと冷めたころにもう一度見直す、ということですね。
つまり、自分がやっていることが、実は自分が思っているようにはなっていない、ということに気付いて直せれば結果が出る、という事です。
伝道も、うまくいかないと方法論を聞きまくったり、うまくいく人から話を聞こうとばかりしてしまいます。
初心者の時はそれも大事です。しかし、ある程度経ったら、自分がどうやって伝道していたのか、どういう対話をしていたのか、自分がそういう話をされたらどう思うか、などを日を置いて振り返ってみるといろんな発見があるかもしれません。
講師は自分の講義を録音して数日後に聞いてみると良いかもしれませんね。
誰でもわざと間違ってる人はいません。一生懸命成功をイメージしながら「このようにやろう!」と思ってやってます。でも思いとは裏腹に「このように」なってない事が多いということです。
「このようにやろう」と思ってやった結果、実際に「このように」なっているのだったらきっとうまくいくでしょう。
プロと呼ばれる人たちは、自分が思い描いたとおりにできる人たちなのだと思います。それくらい訓練したということです。
私達はすでに先生から正しく学んでいます。
後は自分が学んだ通りにできるかどうかにかかっています。
「学んだ通りにやってるのに・・・」から抜け出して、実際に「学んだ通りにできました!」という嬉しい報告ができるようにしていきたいですね!