暗いニュースが多い中、面白い話題を発見しました!(約1か月前の記事ですが。。)
なんと、日本の領土が拡大しているというのです!
領土拡大というと、一般的には戦争などで領土を奪うことを思い浮かべる方が多いと思いますが、日本の場合、特殊事情によって誰とも争うことなくいつの間にか拡大しているんです。
何となく皆さん察しが付きますか?日本には活発な火山活動によって拡大している島がいくつかあるんですね。
有名なのは西ノ島ですが、実は、西ノ島以上に硫黄島が拡大しているのだそうです!
硫黄島は東京都に所属している小笠原諸島の一部です。
その硫黄島がこの15年間で、なんと!東京ドーム1.1個分拡大しているのだそうです!
小笠原諸島の三大島である父島、母島、硫黄島の面積の比較を見ると一目瞭然。
2004年の記録では父島:23.8㎢、母島:20.2㎢、硫黄島:23.1㎢。
大きさの順番は①父島、②硫黄島、③母島の順でした。
ところが、2019年の記録では父島:23.4㎢、母島:19.8㎢、硫黄島:23.7㎢。
順位が①硫黄島、②父島、③母島、に入れ替わり、硫黄島が小笠原諸島最大の島になっています。
父島と母島は若干小さくなっていますが、大海原に浮かぶ島の宿命だそうです。荒波で削られていくんですね。
もっと言うと、1929年(昭和4年)の記録では、硫黄島の面積は14.5㎢。ということは、90年間で9.2㎢も拡大していることになります。
変化しているのは面積だけではありません。高さもです!
硫黄島にある摺鉢山(すりばちやま)の標高は、この75年間で43mも隆起しているというのです!
特に最近の15年間で9mも隆起しています。
凄いですね!!いくら自然界とはいえ異常なスピードです!
自分の家が15年前より9mも盛り上がってるとかあり得ませんからね。
硫黄島が拡大しているのは紛れもなく活火山であるという証拠であり、今現在も活動中という証です。
私がこの記事を読んで思ったことは、単純に凄いな~とか、日本の領土拡大で何となく嬉しいな、と思ったのはもちろんなんですが、それと同時に、こんな自然万物も人知れず確実に変化しているんだな。。。ということです。
硫黄島は東京都とはいえ、東京からははるか彼方で人が行ける島ではありません。
誰に見せるわけでもないのに活発に活動して変化し続けているわけです。
変化した姿は活動の証だな、と思いました。
硫黄島のように、私達も活動して変化した姿を天の前に見せていきたいですね。
今なお成長し続ける「硫黄島」、ついに小笠原諸島で最大に
https://news.yahoo.co.jp/articles/0554a42e36cebc26b75e59d7917993abc26622cf