今年も日本人にとっては嬉しいニュースが舞い込んできましたね!
ノーベル化学賞に日本人の吉野彰さんが受賞されました!おめでとうございます!長年の地道な研究の成果ですね。
素直に嬉しい、良かった、という感情が湧いてきます!!
ところで、こういう長年努力されてこられた方々からは学ぶことが多くあります。
彼の教え子の証言によると、吉野教授からは『壁をありがたく思え』『壁は来るのが早い方が良い』などと教えてもらったそうです。
なぜかと言うと、壁にぶち当たった時に新しいものが生まれるから。また、壁を乗り越えた時に成長できるから、と。
やはり、長い期間あることに対して真摯に向き合い取り組んできた方の中には真理がありますね。
壁は誰にとっても嫌なものです。立ちはだかる障害物とも言えます。それがあるから前に進めなくて嫌気が差すし、やる意味を感じなくなるし、これって本当に大丈夫?と不安になったりします。
私もそうなんですが、一般的には壁にぶち当たるとそれを「限界」と判断してしまいがちですよね。あぁ、これが私の限界だな、と。
でもそれって、それまで通りのままだと限界、行き止まりだという事なんだなと思いました。
新しい道を探すとか他の方法が見つかれば先に進めるんですよね。
先生の箴言でも「うまくいかない時は方法を変えなさい」というのがあります。
この言葉はシンプルだけど実際にはなかなかできないことです。うまくいかない時って「え?どうして?ちゃんとやってるのに。。」となりませんか?それで何度も確かめながら、「やっぱり合ってる。なのにどうして???」となり、やっぱり御心じゃないかも、とか、私がやるからダメなんだ、という風になってしまうんですね。
でも、うまくいかない時こそ、自分で他の方法を考えるチャンスだ、という事かもしれませんね。つまり、挑戦のチャンス。そしてそれによって自分の次元も上がっていくのだと思います。
壁が本当にありがたく思えるのは壁を乗り越えた時です。だから『壁をありがたく思え』と言えるのは数々の壁を乗り越えて自分の次元を上げてきたからなんだな、と思います。
先生も何度もうまくいかない事を経験し、その度に方法を変えて壁を乗り越えてきたからこそ「うまくいかない時は方法を変えなさい」と人に教えられるんですよね。
岩が崩れた時も、崩れるたびに前回とは違う方法にしてやり直し、それでも何度も崩れ、6回やって完成したというのは尋常じゃありません。普通は途中で嫌気が差すか、御心を疑ったりします。
きっと研究者の研究もそうなんでしょうね。
私達もうまくいかない時は「御心じゃない」と勝手に片付けないで、あれこれ試して壁を乗り越えて日々新しくなっていきたいですね。
「すごい先生」「とても励みに」吉野氏の教え子ら祝福
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191009-00000059-asahi-soci