ここ数年、日本ではサービス業や建設業などを中心に人手不足が深刻な問題になっていますが、2019年も人手不足による企業の倒産が過去最多になったそうです。
これで4年連続で過去最多なんだそうです。
これに対し、現場からは「ブラックだから人が逃げていくんでしょ」「安い賃金で人を使い倒すからだ!」など批判が殺到したそうです。
また、接客業に関しては「クレーマーが増えてることも原因では?」という声もあったそうです。
また、他の記事では、「毎日タバコ休憩を取った上に残業する人がいる。そういう人がいると時間内に頑張って終わらせようという自分が馬鹿らしくなる」など、ズルい人やサボる人が周りにいてヤル気がなくなる、という声もありました。
なかなか厳しい現実ですね。
一方、一般的には、昨今の人手不足の原因は人々の接客業離れや建設業離れだとされていますが、実際はその仕事自体は好きだけど仕方なく辞めたという人も少なからずいるそうです。
雇用者側は、その職種が人気ないからだ、と思っているのに対し、働く側は企業体質に問題があると思っている。。。
原因分析が間違ってるのかな??
これらの記事を読みながら、先生の伝道に関する箴言を一つ思い出しました。それは、
『来なさいというのではなく、来るようにさせなさい』
というもの。
来て来て!と強引に引っ張るのではなく、自然に相手が来たくなるように努力しなさい、ということです。
伝道に関して言うなら、日本では宗教全般に拒否反応があるし、キリスト教や聖書に関しても必ずしも良いイメージがあるわけではありません。
だから、教会に一歩足を踏み入れるという事だけでもハードルが高いです。
ましてや、続けて来るようになるためには、来た時に悪いイメージを一掃するような、また来たくなるような体験やインパクトが必要です。
さらに、対象者も今と昔とは違います。私が大学生だった頃の大学生と、今の大学生では全然違います。
だから以前うまくいった方法を今やってもどうかな?と思いますよ。
ただ人って成功体験があるとそれに固執してしまう傾向があるのも否めないですよね。
恐らく企業も昔うまくいっていたからそれをやり続けているのでしょう。
ある意味、やってきたことを変えるのは勇気がいりますからね。
でも、現場の状況は現場に携わっている人が一番肌で感じているはずです。
「今までこうしてきた!」ということより、現在の現場の雰囲気にもっと敏感に反応しないといけないと思いますし、携わっている人も指導者の意見に無条件従うのではなく、自分だったらどうされると嬉しいか、などを考えることも必要だと思います。
まぁ、どちらにしろ、あれがいけない、これがいけない、あの人がどうのこうの、という状況の中では人は来ないと思います。
日本人のマイナスイメージを覆すような教会、人々が思わず足を運びたくなる教会を作っていきたいですね!
“人手不足倒産が過去最高”に「安い賃金で人を使い倒すから」「そんな会社は倒産して良い」と厳しい声
https://news.careerconnection.jp/?p=85880